NPO法人「生活支援サポートかながわ」の立ち上げに向け、代表理事として奔走する 下郡山 永一さん 大谷在住 50歳
頼まれごとは試されごと
○…新聞配達や毎日の電話で一人暮らし高齢者の安否を確認する「見守りサービス」、徘徊の危険性がある高齢者にGPS装置を提供する「徘徊高齢者支援」、一定の時間、部屋の中で動きがないことなどを感知して通報する「緊急通報装置」の設置サービス。これらを活用し高齢者のサポートを行うNPO法人「生活支援サポートかながわ」の立ち上げに向け、代表理事として準備を進めている。
○…「高齢者の転居を受け入れてくれるところって少ないんですよ」。2年前、解体予定の古いアパートで一人暮らしをする高齢者に出会った。引っ越し先を探すも、健康面の不安などから断られ、なかなか見つからない。この問題に向き合ったときに浮かんだアイデアが「見守りサービス」だった。台湾出張に行ったとき、同行していた漢方薬の先生と鍼灸師に考えを話すと「やろう!」と一言。そこから網の目状に広まっていき、様々な分野の専門家9人がメンバーとして集まった。
○…普段は不動産会社の代表取締役を務める傍ら、少年野球のコーチ、ロータリークラブなど、10以上の団体に加入し、休日まで予定がぎっしりだ。「頼まれごとは試されごと」とつぶやく。「『この人ならできるんじゃないか』と思ってくれている人の期待に応えたい。例えば、人を楽しませる企画なら全力で楽しませようと努力する」。忙しく飛び回る日々の活力は、野球を教えている子どもたちの一生懸命な姿を見たときなど。「一瞬一瞬にパワーをもらっています」。少し顔がほころんだ。
○…本格的なスタートは11月を予定。この日に向けて2年間、メンバーは仕事の合間を縫っては集まり議論を重ねてきた。今後の展望について、熱意たっぷりにこう語る。「個々の能力を生かして幅広いサービスを展開したい。高齢社会前の今の時代に礎を築き、高齢者の生活不安を無くす第一人者になりたい」
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