海老名・座間・綾瀬版
公開:2015年1月16日
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笛や和太鼓などで祭礼に華を添える「お囃子」を伝承する17の保存団体が一堂に会する「叩き初め大会」が1月25日(日)に総合福祉会館である。午前10時から。大会本番へ向け市の無形文化財に指定されている「国分はやし保存会」(飯田英榮会長)でも熱を帯びた稽古を行っている=写真。12日の稽古では大会で披露する演目を繰り返し演奏し、細部を詰めた。出演順などは教育総務課【電話】046・235・4925まで。
〜地域性〜 歴史色濃く、3つに分類
海老名に伝わる囃子は「下町囃子系」と「新囃子系」「目黒囃子系」の3つに分類される。「下町系」は大谷地区を除く旧海老名村域に伝わる系統。大和や綾瀬の流れを汲んでいる。一方、「新囃子系」 は大谷地区と旧有馬村に伝わり茅ヶ崎や平塚方面からの影響を受けているという。相模湖の建造に伴い湖底へ沈んだ地の移住地となった勝瀬地区に伝承されている「目黒系」は旧藤野町の特徴を有している。
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