「県立相模三川公園」の園長に就任した 草野 邦弘さん 上郷在勤 46歳
何でも「まずやってみる」
○…春には桜、夏には新緑など、海老名の四季折々の自然を体感することができる「県立相模三川公園」。これまで、屋上庭園の造園やオフィス街の壁面緑化、学校グラウンドの建設など、環境整備に関するさまざまな仕事で培ってきた手腕を今春に就任した同園で発揮していく。「新相模大橋の上から見下ろしたとき、花でいっぱいだったらいいですよね」。想像を巡らせ顔がほころぶ。
○…体を動かすことが好きで、興味を持ったことは即行動。子どもの頃は外で土手すべりやザリガニ採りをして活発に育ち、野球や剣道、水泳や空手など数々なスポーツに熱を注いできた。進路を決める際も「自然の中で体を動かしたい」と造園業界を選択。造園を専門に学べる大学を宮崎県に見つけると、相模原の実家を離れて宮崎県へと飛び出した。
○…「綺麗な海を見ていたらやりたくなって…」。意を決して向かった先で夢中になったのは、勉強よりもウィンドサーフィンだった。「必死でアルバイトをして、道具を揃えました。それ以降、授業中でも風が吹くと”海に行かなければ”とそわそわしてしまうようになりましたね」。当時を思い出し、少年のように目を輝かせる。
○…現在の仕事では、小田原の「こどもの森公園」の所長を務めた経験も。公園を地域住民との『共働』の場にしたいと考え、一緒に地場産物を販売するイベントなどを数多く企画してきたアイデアマンでもある。自身が目指すところは「地域密着の公園づくり」。現状あるイベントは継続しながら、地域住民と一緒に園内に花を植えるなどの共働事業の拡大や、芝生の上でのヨガ教室を計画に入れるなど、来園者に楽しんでもらおうと頭の中は未来構想でいっぱいだ。「多くの方に笑顔になってもらえるよう、魅力あふれる公園づくりをしていきます」。そう語る胸の内には、既に多くの青写真が描かれている。
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