市内の商店等、およそ700店舗(大型店含む)で使用が可能なプレミアム付き商品券の販売が6月24日からスタートした(販売期間は6月30日(火)まで)。
1万円の購入金額に対し1万2千円の買い物ができる「プレミアム率20%」の商品券販売は、海老名市では6年ぶり。地域経済活性化の起爆剤として期待される取り組みに、販売初日は購入者の行列が見られるなど注目が集まっている。
この「えびな”元気”商品券」は、国の地方創生交付金を活用して発行されたもので1000円券9枚と500円券6枚の15枚綴り。市内在住者限定で1人2冊まで入手でき、1000円券については個店・大型店で利用可能な「共通券」として、また500円券は「個店限定券」として、あわせて1万2千円相当分の買い物に充てる事ができる(有効期間は今年9月30日(水)まで。※以降は無効)。
低金利の世相に反し、いわゆる”プレミアム率20%”が話題となり、5月下旬に締め切られた事前申込み期間内に販売予定数(3万2千セット=3億8千400万円分・プレミアム分込)が完売となるなど、市民の高い関心が寄せられてきた。
内野市長も期待
多くの自治体で同様の商品券発売が発表される中、駅西口エリアの「まちびらき」等、秋に大きなプロジェクトを控える海老名市では、販売時期を前倒すなど他エリアにやや先行する形でこのプレミアム商品券事業を展開。県内の景気動向を読む上で、消費者の出足にも注目が集まった販売初日(6月24日)、事前申込みを済ませた購入希望者の引換販売店の一つ「イオン海老名店」(中央)では、開店時間にあわせ「発売記念セレモニー」が行われた。
午前9時前に始まったこの式典には、内野優市長や加藤豊彦副市長、商工会議所の三田佳美会頭などが出席。販売を待ちわびる市民が特設レジ前に行列を作る中「市内の消費喚起に期待している」といった旨の挨拶が続いた後、イオン店長の号令の下、商品券の販売(引換え)が開始された。
同店では、併設の映画館でプレミアム商品券を利用すると入場料が割り引かれるサービスも行った事から、早速チケット売り場へ向かう購入者が見られるなど、皆、思い思いにショッピングなどを楽しんでいた。
場合により2次販売も
商品券の利用可能店舗など、詳細問合せ窓口となる海老名商工会議所(【電話】046・235・0133)では「6月30日(火)までの販売引換期間を終えた後、商品券が余った場合は2次販売を行う」としている。
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