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学童保育Anchor 地元商店街と強力タッグ 立地活かし子育ママ支援

教育

公開:2015年7月3日

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児童ら手製のくす玉を割って祝う
児童ら手製のくす玉を割って祝う

 国分寺台中央商店街の一角に4月に完成した学童保育「Anchor(アンカー)」(松島希代表)の開所を祝うセレモニーが、6月28日に実施された「朝市」の中で行われ、地元選出議員や商店街関係者ら約100人が新たな子育て拠点に期待を寄せていた。

 この施設は、これまで市内の学童保育に勤務していた松島代表の熱望により立ち上がったもの。働きながら子育てをする母親が増え、学童に入会する子どももが増えている一方、1人親家庭など、最もサービスを必要とする人が所得の関係で通い続けられないという問題を解決するため、通常よりも月謝を安価にした形で運営されている。

 考えに賛同した地域住民が、冷蔵庫や食器棚など施設運営に必要な物品を寄付。下駄箱などは父親たちの手作り品が提供された。

 それを受け、セレモニーは「感謝式」と位置付けられた。児童らが感謝の手紙を読み、学童の日頃の様子を撮影したVTRの上映が行われ、最後には手製のくす玉を割り、開所を祝った。

「夜定食」提供も

 松島代表の「地域に根差した学童にしたい」という願いから、「Anchor」は国分寺台中央商店街内に建てられた。この立地を活かし、商店街の店舗が扱う食材を使って「夜定食」を作り、子どもを預けている母親に提供するなど、商店街とコラボレーションした企画も進められている。

 「支えて頂いている分、こちらも皆さんの支えになれるようアイデアを出していきたい」と松島代表。商店会の関野和彦会長は「高齢化が進んでいる地域に子どもの声が聞こえ、送迎時に買い物をしてくれる方も増え、商店街も活気付いた」と喜びを語る。地元選出の県議会議員で「神奈川の学童保育を支える議員連盟」事務局長も務める長田進治氏は「商店街の一角に出来たので、子どもを見守る大人の目があって良い」とコメントした。

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