中新田在住の会社員・大島寛子さん(27)がブルガリアで開催された「世界テコンドー選手権大会」の女子2段「型の部」で準優勝し、2大会連続で銀メダルに輝いた。
クラス上げても健闘
同大会は2年に1度、各国の代表選手が集うテコンドーの王者を決める最高峰の舞台。大島さんは今大会、技の正確性や力強さ、動作の美しさなどを競う演武形式の「型の部」に出場。初出場した前回は初段に相当する「1段」の選手がエントリーするクラスで準優勝。今回はレベルを引き上げ「2段の部」に挑戦し、キレのある演武で2大会連続の銀メダルに輝いた。
大島さんは、147cmと小柄ながらも海外選手らの力強さに負けない、センスの良さを感じさせる動作を披露。審査員の判定による決勝戦では北朝鮮の代表選手の評価を上回れず準優勝に終わったが「持てる力を100%出せた大会。銀メダルという結果にも満足している。応援して下さった方々に感謝したい」と大会を振り返った。
空手の経験生かす
テコンドーに出会ったのは大学2年生の時。中新田小・海西中学時代に鍛えた空手の技術を生かし、その才能を開花させると、初めてからわずか1年で学生の全国大会で準優勝、4年時には優勝を飾っている。
日本を代表する選手だが国内にプロ組織が無いため、現在も会社員として勤めながら土日各6時間、平日は週2日の各2時間の練習を重ね両立を図っている。
「国内でもテコンドーが主流スポーツとなるようPRもしたい。そのためにも次の世界大会では優勝を目指す」と抱負を語った。
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