「商工フェア」の実行委員長を務める 林 隆英さん 社家在勤 68歳
「人好き」社長、奔走中
○…市内の企業や団体などが中央公園に集結し、物販や体験を通じて活動を紹介する「商工フェア」。10月11日の開催を目前に、日々準備に大あらわといった様子。普段から商工会議所の「サービス業部会長」としても活躍するなど、実績も折り紙つき。「地元産業をPRできる良い機会。たくさんの人に楽しんでもらえる行事にしたいね」と微笑む。
○…社家にある自動車整備会社を取締役社長として切盛りしている。同社には、車の営業職を経て20代後半で入社。前職で培った高いコミュニケーション能力と前向きな人柄などが評価され、32歳の若さで社長に就任した。当時は自身より年上の社員が多く苦労したというが「若くても”プロの経営者”として任されていることに変わりはない」という信念のもとに努力してきた。最近では、高齢化が懸念されている業界内での若者の雇用に力を注いでおり、時には自ら専門学校などに出向きプレゼンを行うことも。「サービス業は常に世の中の流れに敏感であることが大切」と熱っぽく語る。
○…趣味は街歩きと美術作品の鑑賞で、休日は妻や友人と美術館巡りや小旅行へ行くことが多いという。「お得に色んな場所へ出掛ける方法を考えるのが好き」だといい、社長室の一角にずらりと並んだ美術作品の本から一冊を取り出しては「この本も、古書店で500円だった」と得意気な表情を見せた。
○…自身の特長は「人好き」であることと分析する。仕事でもプライベートでも「人との関わり」を重視しており、社員に対しても、親しみを込めて名前を呼び、会議などでも意見を言いやすい雰囲気を作れるよう心掛けているという。今後の目標は「息長く続くように、後継者を育てていくこと。それは会社も、今回の商工フェアも同じ」と力を込める。リーダーとして常にスタッフのことを思いながら、未来を見据えてしっかりと礎を築いていく。
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