利用者数日本一と言われている、東名高速道路の「海老名SA(サービスエリア)」。同施設を運営する「中日本エクシス株式会社」では、休憩所としての役割だけでなく、多くの利用者が訪れるロケーションを生かし、「サービスエリアの新たな可能性」を探っている。その取り組みとは―。
国際交流の拠点に
外国人旅行者も多く訪れる同施設。中日本エクシスでは、海老名サービスエリアを拠点に海外との間の繋がりを持とうと、国際交流・企業間交流を始めた。
その皮切りとなったのが、今年6月から実施された、上り線内での「台湾マンゴー」の販売。試食販売を通じて利用者に台湾の存在をアピールし、好評を博した。続いて7月には、下り線内に海外の名物をその国の文化と共に発信する新しいスタイルのフードマーケット「R.B.Foodiis Cube Plaza(アールビー フーディーズ キューブ プラザ)」をオープン。現在は第一弾として、台湾の食文化を伝え評判を呼んでいる。
これらの動きには台湾の政府関係者なども注目しており、9月26日には、中華民国(台湾)経済部の陳秘順(ヒジュン)副司長を団長とする政府・企業の視察団が海老名サービスエリアに来訪。施設内をくまなく見学していた=写真=。
同社関係者は「今回の交流をきっかけに中華民国との交流を深めると共に、企業交流も視野に入れて積極的な外国人向けサービスを検討していく」としている。
地域の憩いの場にも
海老名SAでは地元へ向けたイベントなどの充実も図っている。10月30日(金)には、個性派音楽グループ「アヤオーケストラ」を招き、初の試みとなる「ぷらっとコンサート」を予定。地域住民が気軽に立ち寄り、「憩いの場」として利用できるような計画も進められており、まさに「外」と「中」から施設の「未来像」を構築しようとしている。
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