南岸低気圧の影響で、東日本や東北地方に雪が降った1月18日、海老名市でも初雪が観測された。この雪の影響により、相鉄線の海老名・横浜間が午前5時から9時半頃まで運休。通勤・通学の足に大きな影響を与えた。
暖冬から一転したこの日の朝、最低気温0・6度を記録。市内でも雪景色が見られた。
横浜地方気象台などによると、海老名市の降雪量は2〜3cm程度と、とりわけ多いわけでは無かったが、水分を多分に含む「ベタ雪」と呼ばれるタイプだったため、比重が重く、相鉄線の「かしわ台駅」構内の架線に想定以上の負荷を与え、結果的に断線。今回の運休の要因になったという。
8万人以上に影響
また、これが通勤・通学時間と重なったため、市内3駅(海老名・かしわ台・さがみ野)の構内は足止めされた人でごった返しになっていた。復旧作業は9時半頃まで続き、通常運行は午後4時30分頃だった。沿線全体の利用者約8万4400人に影響が及んだ。
同線を運営する相模鉄道(株)によると、架線が断線した「かしわ台駅」では、「ベタ雪」に加え、朝4時〜5時の間は積雪が急激に増加していたと説明。毎日行っている点検で断線を発見したため、運行を見合わせたという。
架線のメンテナンスは1年に1度の頻度で行われており、雪の影響による同様のトラブルは2001年以来、15年ぶりとなる。
同社の広報担当者は「今回は想定外の気象が原因だが、今後は巡回を増やすなどし、事故を未然に防いでいく」と話している。
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