今里在住のアマチュア野球審判員・清水康大さんが、国内初の全日本野球協会公認「国際審判員」に認定された。昨年4月にできた新資格制度で、清水さんを含め全国で21人が合格。今後はアマチュアの国際大会に派遣される予定。
全日本野球協会は、居住地域や所属リーグに関係なく、多くの審判員が公平に全国や世界規模の大会に参加できるよう、昨年4月、公認審判員のライセンス制度を導入した。資格は国際審判員と1〜3級の4種類。最上位の国際審判員になるには、所属連盟などの推薦を経て、適正試験に合格することが条件となる。
清水さんは、すでに1級審判員として東都大学リーグを中心に活動。昨年は「U-18ベースボールワールドカップ」でジャッジするなど、国際大会にも出場している。こうした実績が認められ、全日本大学野球連盟の推薦を受け、試験資格を得た。
試験には、約1万人の1級保持者の中から30人が参加し、実技や筆記などを実施。清水さんは事前にルールブックを熟読し、審判仲間とペアで実技の練習をするなどして本番に臨んだ結果、合格の知らせを受けた。
清水さんは「嬉しい気持ちでいっぱい。ライセンス取得者として期待に応えられるよう努力を重ねていきたい」と意気込みを見せた。
4月以降、国際大会へ
合格者は、今年4月以降に行われる「日米大学野球選手権」や「U-21ベースボールワールドカップ」などの国際大会に派遣される予定。また、東京五輪で野球が競技種目に復活した場合には、合格者の中から選ばれる可能性もあるという。清水さんは「オリンピックを経験した審判の先輩から話を聞き、ずっと憧れを抱いている。せっかくの東京開催なので、どこかで携わりたい」と話していた。
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