神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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事件、事故の被害者支援を積極的に呼びかけ感謝状を受けた 佐久間 幸志さん 門沢橋在住 72歳

公開:2016年3月4日

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悲しむ親を減らすために

 ○…事故や事件の被害者に手を差し伸べる「被害者支援ネットワーク」の会員であり、交通安全の呼びかけなどを行う「市交通安全協会」の会長。日頃から情熱を傾けている2つの活動を結び付けたいと、今年度から協会のイベント内で、被害者支援に関する啓発物品の配布を始めた。この取組が評価され、県の被害者支援センターから感謝状を渡された。「皆さんの為にやってきたこと。表彰されるとは思わなかったけれど、とても光栄」とニッコリ。

 ○…交通安全協会の役員になったのは24年前。「3回断った。でも4回目に酒の席で誘われたら断れなくて」と大きな口を開けて笑う。1度やると決めたら徹底する性格が評価され、年を追うごとに重要な役割を任せられていった。現在は、協会のキャンペーンに参加したり、ミニパトに乗って市民に安全を呼びかけるなど現場で積極的に活躍中。交通指導は、毎月2回の指定日以外にも、小学生の通学時間に合わせて自主的に行うこともある。「今週は毎日街頭に立った。雨の日だって、場所を変えたらやれるんだよ」。

 ○…福島県の出身。「東北訛りを直す気はない。故郷の言葉は自慢だからな」と言い切る。現役時代は大工として働き、仕事の関係で門沢橋に居を構えた。現在は、4人の子どもと8人の孫、全員が同じ地域に暮らしている。毎日、学校帰りに孫が立ち寄り、お祝い事のときは家族全員でバーベキュー。「皆に囲まれて暮らす人生はバラ色だなぁ」と感慨深げに話す。

 ○…交通安全と事件被害者のサポートに重点を置くのは、自身も子育てをしてきたからこそ。かつて、子どもが事故で亡くなった知人の話を聞いた時に、ショックで言葉を失った。「同じ思いをする人を減らしたい。その為には、事件、事故を1件でも減らさなければならない」。これからも自分の足で被害者支援の周知活動に努め、事故を減らすために街頭に立ち続ける。

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