特急ロマンスカーが3月26日(土)から海老名駅と伊勢原駅に停車することを記念して、小田急電鉄(株)(山木利満社長)が「停車記念入場券セット」を3月19日(土)から両駅で販売する。券面には発着する車型の一部がデザインされている。
これは海老名・伊勢原両駅の入場券各1枚と、オリジナル台紙がセットになったもの。券面にはVSE(50000形)とMSE(60000形)がデザインされており、260円で販売される。
同社では、これまでにもロマンスカー・VSE(50000形)10周年の際や、2013年の下北沢駅改装完了時などに、同様の入場券を発売している。いずれも好評を博しており、発売当日に完売したこともある。
今回も両駅で3000セット限定販売ということもあり、同社では「早い段階で売り切れる可能性があるので、希望者は早めの購入を」と話している。
時刻表 HPで発表
小田急では今年2月末、海老名駅発着ロマンスカーの時刻表をホームページで発表し、乗車券予約受付を行っている。同社によると初日となる26日は順調に埋まりつつあり、特に1本目は上下線共に人気を集めているという。
これらの状況から、「この日は多くの市民や鉄道ファンが、停車している姿を見ようと訪れるのでは」と担当者は話している。
長年かけ停車実現
海老名駅への特急停車は、市民にとって「念願」だった。1981年からの各自治体と鉄道事業社による会議に始まり、市はその都度要望を出してきたが、ダイヤ編成の問題や、近接する本厚木駅に停まることなどから、市が電鉄側から前向きな回答を引き出すことができなかった。
その後、2009年に市民の要望を受け、市が「海老名駅ロマンスカー実現市民会議」を発足。公共施設や街頭などで署名を呼びかけ、翌10年には23万人以上の署名を電鉄側に提出した。
これらの30年以上にわたる活動に加え、駅西口エリアや駅間地区の開発、圏央道開発など周辺地域からの誘引力を持つ「中核駅」と位置付けられたことなどから昨夏、停車が決定。同社では、小田急線ほか2路線が乗り入れる県央地区のターミナル駅にロマンスカーを停車させることで、更なる交通利便性の向上を図り、地域の発展に貢献するとしている。
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