熊本県の地震被害を受け、海老名市内で募金などのさまざまな支援活動が行われている=写真。「何かできることはないか」。被災地を思う気持ちが原動力になり、市民を動かしている(4月28日起稿)。
「熊本地震災害への義援金の募金をしております。ご協力お願いいたします」。連日のように海老名駅では各団体が駅頭に立ち、歩行者に呼び掛けを行った。
4月26日夕方、「海老名ライオンズクラブ」の会員5人が並び声掛けをすると、歩行者が近寄り「ご苦労様です。宜しくお願いします」などと震災復興への願いを込めて募金箱に寄付する姿が見られた。
参加した幹部は、「こんなに反応があるとは。人の温かさを感じた」と話す。
同クラブ以外にも(公社)海老名青年会議所や市社会福祉協議会、市赤十字奉仕団、国分寺台中央商店会など、多くの団体が募金活動に力を注いだ。
また「海老名ロータリークラブ(RC)」は、親日国として知られる台湾の姉妹クラブ「台北市華安RC」とともに海老名市に60万円を寄付した。熊本の震災が起きてすぐ、台湾側が「何かできないか」と打診。義援金は行政を通し被災地に届けられる。
現地へ向かう人も
市内国分南の「NPO法人やさしくなろうよ」のバイオトイレカーが、熊本市から要請を受け出動した。東日本大震災でも大きな注目を集めたバイオトイレカーは、高齢者や障がい者のために使用されている。
市でも市役所など8施設に募金箱を設置したほか、応急危険度判定士の計4人を現地へ派遣している。
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