相模川での鮎釣りが6月1日に解禁された。相模川第2漁業協同組合によると、今年の鮎の遡上(そじょう)は1500万尾で1999年の観測以来、3番目に多いという。5月27日に同組合関係者が「試し釣り」を行った結果、天然モノと呼ばれる良型の鮎が多いことから「豊漁の年。今年の鮎釣りは例年以上に楽しめる」と自信を覗かせていた。
初夏の風物詩である相模川の「鮎釣り」は毎年6月1日に解禁され、市内外から多くの釣り人が訪れる人気イベントになっている。
今年の鮎の遡上は、相模大堰で4月1日から約50日間にわたって観測され、昨年よりも500万尾多い1500万尾が確認されている。これは2002年の2185万尾、2004年の1976万尾に次ぐ、3番目の数値になった。
試し釣り、好調
鮎の状態を確かめる「試し釣り」は、釣り針を川底にはわせる「ころがし」と呼ばれる手法で行われた。27日は1時間ほどで約50尾の釣果があり、鮎は大きいもので15cm以上。エラ近くの黄色い模様や赤く色づいたアブラヒレなど天然ものの証が確認された。
同組合関係者は「天然鮎の遡上が例年になく多く見られている。気温が上がれば、鮎の成長がさらに見込まれる。ぜひ楽しんでいただければ」と話している。
鮎釣り期間は10月14日までで、シーズン中も鮎の放流が行われるという。釣りをするために必要な遊漁券(1日券1500円)は、川沿いのコンビニなどで販売されている。
問合せは同漁協組合【電話】046・210・3033へ。
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