海老名・座間・綾瀬版
公開：2016年6月10日
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海老名市議会の６月定例会が１日に開会し、市は２億８０６４万４千円を減額する一般会計補正予算案を提出した。補正後の一般会計累計額は３８１億８９３５万６千円になる。定例会には補正予算案を含む14議案が上程されている。
今回の補正予算では、（仮）本郷保育園の開園に向けた「民間保育所施設の建設費に対する整備補助拡充」として２億７２１５万７千円が計上された。同園整備は市内の保育環境充実のためのもので、来年４月の開園を予定している。
また、にぎわい振興事業の充実にも20万２千円が盛り込まれている。これは５月に行われた市開催のバスツアーが好評だったことを受けてのもので、市内の地域財源を生かして魅力向上を図り、市内外へにぎわいを拡大する狙いがある。
さらに、市内６小学校（柏ケ谷、有鹿、大谷、門沢橋、杉久保、杉本）を対象にした屋内運動場のトイレ改修に４７３３万３千円を計上。若者の結婚・出産・子育ての希望の実現に向け、海老名、座間、綾瀬の３市が主催する「婚活支援セミナー」の実施に向けた予算16万円も組み込まれた。
これらの追加予算で３億２８３５万６千円が増額された一方、（仮称）上郷河原口線の整備に予定されていた事業費が、工程・工法の変更で期間延長による継続費の補正で６億２９００万円を減額。総額で２億８０６４万４千円の減額補正となった。
そのほか、下水道工事に関する違法行為が昨年発覚したことを受け、不当な業者を抑止し工事の適正化を図るため、資格要件や処分規定などを定めた条例の一部改正を提出。中心市街地に相応しいまちづくりのため、開発が進む海老名駅駅間地区の建築物の用途制限一部改正など、合わせて14の議案が上程されている。
市議会議員による一般質問（中面に関連記事）は18人が登壇し、災害対策や子育て・高齢者関連など42項目を質問する。
今議会は６月17日に各委員会の報告と議案の審議を行い閉会する。
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