神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

大塚御輿保存会の会長を務める 坂本 政範さん 柏ケ谷在住 65歳

公開:2016年8月5日

  • LINE
  • hatena

「仕事でなく志事をする」

 ○…29年振りの大規模修繕を終えた「大塚御輿」を管理する「大塚御輿保存会」。長年の副会長経験から、このほど4代目の会長に就任した。渡御ルートの決定や各所との連携を図るなど、大きな役割を担う役職。「やることはこれまでと変わらないが、会長職の冠を引き受け、身が引き締まる思いです。まずは大塚ふるさとまつりを通して、地元の人の故郷意識を育てられれば」

 ○…「大塚ふるさとまつり」をはじめ、地域活動に余念がない。現役だった40代に自治会長を7年間務め、現在も会員として活動を継続している。需要が高まっている「市民後見人」や、自宅近くを流れる目久尻川の清掃活動、プールを利活用して行われている「釣り堀」など、何役も同時に進行中。「『地域に帰れ』を現役時代から考えていましたね。退職後から始めるのではなく、仕事と地域のバランスを当時は考えていました。同僚には迷惑を掛けたかもしれませんが、今も楽しい生活が送れています」と微笑む。

 ○…横浜育ち。海老名には柏ケ谷の大型マンション「かしわ台クラルテ」の新築時(1990年)に引っ越してきた。260世帯あるマンションの自治会長の時には、夏祭りや餅つき大会、文化祭、スポーツ大会と、催しを毎年立ち上げ、近隣住民の顔が見える場を創出した。「ほとんどの住民が海老名に新しく入ってきた人たち。イベントを通し共同作業することで、親密性は格段に上がる。遠くの親戚より近くの他人という言葉があるけれど、災害など何かある時は、まさにこの言葉通りですね」と話す。

 ○…モットーは「人生は一度だけ、存在するのは現在だけ、自分というのはただ一人だけ」。退職後の現在は、仕える「仕事」ではなく、自ら動く「志事」をするという。「健康寿命を85歳とすると、残り20年で約7300日しかない。自分に出来る事を楽しまなければ」と、きょうも忙しなく働く。

<PR>

海老名・座間・綾瀬版の人物風土記最新6

吉久 治朗さん

ロマンスカーミュージアムの館長に4月1日付で就任した

吉久 治朗さん

海老名市めぐみ町在勤 58歳

4月19日

加藤 謙次さん

海老名市の給食調理施設「食の創造館」の館長を務める

加藤 謙次さん

海老名市在勤 45歳

4月12日

斉藤 武夫さん

小園地蔵堂保存会の会長を務める

斉藤 武夫さん

綾瀬市小園在住 71歳

4月5日

三橋 秀子さん

3月31日に開催する「あやせ中央公民館まつり」の実行委員を務める

三橋 秀子さん

綾瀬市寺尾中在住 74歳

3月29日

Nomoさん(本名:井上のも(乃茂))

月刊少年エースでマンガ「理香さん、結婚してください!」を連載する

Nomoさん(本名:井上のも(乃茂))

海老名市在住 28歳

3月22日

増茂(ますも) 邦雄さん

「ざま子育てフェスティバル」の実行委員を務める

増茂(ますも) 邦雄さん

座間市相模が丘在住 63歳

3月15日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

海老名・座間・綾瀬版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook