大谷北在住の吉野紗来さん(14)=大谷中3年=がこのほど、長野県で行われた「ジュニアオリンピックカップ第9回全日本ジュニアテコンドー選手権大会」で優勝を果たした。前回大会に続く2度目の日本一。快挙を達成した吉野さんは「自分の特長を活かせた戦いが出来た。優勝出来て嬉しい」と喜びを語った。 テ
テコンドーは韓国で生まれ、足技を中心とした多彩な攻撃が特徴の格闘技。「足技のボクシング」と例えられることもあるスポーツだ。(一社)全日本テコンドー協会が主催する同大会には、地区予選を勝ち抜いた協会所属の小学1年から高校3年までの選手ら395人が参加した。
中学生女子59kg級に出場した吉野さんは、前回優勝者として地域予選免除で全国の舞台に立った。173cmという長身でリーチのある足技を活かした戦いを見せ、全試合で1ポイントも奪われることのない強さで圧倒的な勝利をおさめた。
「得意の足技が上手くハマった。自分の距離を保つため、間合いに入られないよう練習してきたことが功を奏した」。吉野さんは大会を振り返り、勝因を分析した。
目指すは東京五輪
漫画「名探偵コナン」のキャラクター・毛利蘭に憧れて市内の空手道場に入門したのが、格闘技を始めたきっかけ。小学生時代も全国クラスの大会で数多くの賞を受賞した。中学生からテコンドーに転身し、練習場も都内へと変えた。週4日の練習や、日本全国または本場韓国への遠征合宿などで経験を重ね、成長を遂げた。
指導する榊原道場の榊原圭一代表は「努力家で目標に向かってコツコツとできる将来有望な選手。東京オリンピックに出られるぐらいの素質もあるので、ぜひ頑張ってもらいたい」と期待を寄せる。
吉野さんは「優勝という結果は嬉しいけれど、これに満足することなく、自分の特長をさらに伸ばしていきたい。東京オリンピックに出場できるよう、これからも努力していきたい」と今後の目標を語った。
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