空き店舗を活用した高齢者ふれあい見守り事業「ハッピーサロン銀の椅子」が、5周年を迎えた。利用者数は今年8月時点で延べ2万3226人に達し、高齢者の孤立を防ぐ「憩いの場」として親しまれている。
「銀の椅子」がある東柏ケ谷2丁目は、住民の23・7%が高齢者。地域の高齢化が進み、市社会福祉協議会では今後、同様の施設を市内に13カ所設置を目標に掲げている。
同施設は、地元自治会と地域住民らで組織され、委員スタッフ9人とボランティア6人の15人で運営。日曜祝日と年末年始を除く、午前10時から午後4時まで常設で開かれており、高齢者が気軽に足を運び、お茶や会話を楽しむ「憩いの場」を提供している。
毎回50人近くが参加する人気の手芸教室や、地元医師の講演会などを開催し、高齢者の仲間づくりや、引きこもりを防ぐ役割を果たしている。
利用者の一人は「ボケ防止に、手先と頭を使う手芸教室はとても良いと思う。以前から住んではいるが友達もおらず、話し相手ができたのはここを利用し始めてから。本当に良かった」と話す。
運営委員の渋谷昇さんは「認知症の対応や早期発見、他活動との連携、スタッフの傾聴スキル向上、ボランティア確保などを今後の課題として取組みながら、継続して支援していく」と話した。
10月19日には創設5周年を記念して、じゃこ飯や豚汁が振る舞われる「トーク会」や、ビンゴゲームなどが行われる予定。
問合せは市社会福祉協議会【電話】046・235・0220へ。
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