K-1甲子園兄弟で日本一に地元高校生・西京佑馬さん
市内国分南在住の西京佑馬さんが11月3日、実兄でプロキックボクサーの春馬さんが昨年優勝した「K―1甲子園」(60kg級)で優勝を果たした。同大会で兄弟の全国制覇は初めて。
キックボクシングの高校生日本一を決める同大会。佑馬さんはプロ資格を持つ相手などに圧倒的な力の差を見せつけ、トーナメント戦を勝ち抜いてきた。
迎えた決勝の相手はプロ5戦5勝(4KO)の実績を誇る実力者。会場の観客は4千人、インターネットテレビ「AbemaTV」では約100万人が視聴するほど注目が集まった一戦となった。
試合序盤は両者とも様子を見るようにジャブやローキックの応酬。カウンターで佑馬さんの右ストレートが顔面に決まるも決定打とはならず、落ち着いた試合展開を見せた。最終ラウンドの約1分は激しい打ち合いになるも互いが絶妙な距離感とディフェンス力で均衡が崩れないままだったが、的確な攻撃と鉄壁の守備を見せた佑馬さんが判定勝ちを収め、チャンピオンベルトを腰に巻いた。
解説を務めたK―1の元世界王者・魔裟斗氏が「両者ともテクニックが高すぎる試合だった」と絶賛した。
佑馬さんは「緊張することなく試合に臨めたのは良かったが、KO出来なかったのは残念。優勝は嬉しいけど、まだまだ通過点。無敗のまま、目の前の試合を勝ち進んでいきたい」と先を見据えた。
柏ケ谷中ラグビー部東日本大会に出場「未経験」から県準優勝に
柏ケ谷中学校のラグビー部が県準優勝し、11月13日から開催される東日本大会に出場する。
35人の部員ほぼ全員が入部までラグビー未経験者だが「規律・調律・自主性」をスローガンに日々の練習に取り組んでいる。生徒たちについて顧問の小島洋平教諭は「明るく、真面目で仲が良い」と話す。
県大会では予選リーグを1位で通過。準決勝では、山手学院中を1トライ差で振り切り、駒を進めた。決勝では王者・桐蔭学園中には一歩及ばなかったものの、秋季大会で初の東日本出場の切符を手にした。
主将を務める山田健人さんは「最高の準備をして試合に臨みたい。3年生は1日1日の練習を大切にして、最期まで柏ケ谷中のラグビーを楽しみたい」と意気込みを語った。
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