市はこのほど定例記者会見で、市内中新田に新たな工業・流通拠点を造成すると発表した。用地開発については地権者で組織される組合主体で開発が行われ、2021年3月に完了する予定。圏央道や東名高速など、交通の利便性の高さに注目が集まり、すでに複数の企業から問合せが寄せられているという。
事業用地は中新田5丁目にある農地を中心とした約11・8ヘクタール。圏央道の海老名インターチェンジが近いことや、新東名・海老名南ジャンクションの来年度完成など、流通拠点としても期待が高まる。
同事業は2017年4月に着工され、整備が終わった区画から順次販売される予定。これに合わせ、区間と隣接する県道46号相模原茅ヶ崎線に接続している外周道路や公園、緑地の整備も行われるという。
工業系用地の開発は、地権者96人が2013年に準備組合を設立し、検討を進めていた。今年3月に事業計画を県に申請し、今月、認可が下りた。工業系の土地区画整理事業は市内で初めて。
市市街地整備課は「企業誘致による雇用効果も見込まれる。組合とも連携を図り、早期事業完了を努めたい」と話した。
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