2016年秋の叙勲がこのほど発表され、市内から国分北在住の飯田英榮さん(74)が旭日小綬章を、国分南在住の内村彰和さん(71)が瑞宝小綬章を受章した。
叙勲は毎年4月と11月に、国や社会に対して功労のあった人を表彰する制度。顕著な功績を上げた民間人や政治家に贈られる旭日章と、長年公務などに従事した人を称える瑞宝章などがある。
地方自治功労者として旭日小綬章に選ばれた飯田さんは海老名市政に対して6期24年尽力してきた元市議会議員。大和市役所に49歳まで勤め、1991年に同選挙に出馬し初当選を果たした。
同議長をはじめ、県議長会の会長を務めるなど、半世紀にわたり地方自治に貢献。このほか市の花「さつき」を広める「さつき研究会」や、「目久尻川をきれいにする会」、市無形文化財に指定されている「国分はやし保存会」の会長を務めるなど、地域活性にも深くかかわってきた。
受章を受け飯田さんは「活動はお世話になっている人への恩返し。素晴らしい章をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と話していた。
一方、34年陸上自衛隊に勤務してきた内村さんには防衛功労者として、瑞宝小綬章が贈られた。
高校時代の先輩に憧れて防衛大学に進学。学ぶにつれて日本の防衛に携わってみたいという強い思いを抱き、自衛隊の道へと踏み出した。
長年の自衛官人生で大きくかかわってきたのはコンピューターシステムの構築と、”兵站(へいたん)”と呼ばれる自衛隊の後方支援部隊の活動だ。前者では自衛隊全体の指揮統制を行う初代の中央システム管理隊長、後者では約500人を率いる連隊長の任務を遂行してきた。退官時は高級幹部を指導する主任教官に従事した。
その後民間企業に勤め、引退後に海老名へ。現在は自治会や小学校の活動など地域事業にも積極的に参加しているという。内村さんは「名誉なこと。歩んできた道が評価され、大変嬉しい」と笑みを浮かべた。
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