海老名市は5月1日付で、市内宗教法人が計画していた霊園建設の申請に対して、不許可を決定した。
霊園は約9700平方メートルの土地に、2248基の墓地区画と管理棟、駐車場整備を予定。霊園建設を巡っては施工元の宗教法人と近隣住民との間で協議が平行線を辿り、対立が表面化していた。
この問題を受け市は昨年、墓地経営許可に関する条例の規則の一部を改正。墓地の設置等に関して、居住している人家から距離を50m離すことを追加した。
これに対し、宗教法人側は2014年から協議を進めてきた当初通りの計画で今年1月に許可申請を市に提出していた。
今回、市は【1】住宅からの50m規制に抵触【2】計画用地を全て所有していない【3】都市計画法、農地法の許可の見込みが確認できない【4】資金計画や利用者保護の面などで許可に相当しない、との事由をもとに不許可とした。
宗教法人の代表役員は「3年近く協議を続けてきたもの。事前協議を進めている中での規制強化に納得ができない点がある。今後については弁護士などを含めて検討する」と話す。
一方、住民側で結成した「墓地反対の会」の代表は「住民側の主張に寄り添った答えを出してくれた。3年間にわたる協議の結果としては嬉しいというのが本音。計画の撤回を待ちます」と話していた。
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