海老名市は、東京2020オリンピック・パラリンピックに使用される約5000個の金・銀・銅メダルを全国各地で集めた携帯電話や小型家電等から抽出したリサイクル金属で製作する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に参加を決定した。7月から公共施設に回収ボックスを設置し、市民へ呼び掛けを行っている。
これは(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が実施しているもので、日本全国の国民が参加してメダル製作を行う国民参画形式のプロジェクト。小型家電等に含まれる有用な資源である”都市鉱山”を集め、メダルづくりを行うのはオリンピック・パラリンピック史上、初めてとなる。
市では、小型家電等を再利用しようと2013年から回収ボックスを設置。初年度は1・54kgだったが、14年は28・73kg、15年は57・51kgと順調に回収数を伸ばしてきた。今年度から始まった同プロジェクトをさらなるリサイクルへの起爆剤と考え、7月から参加し呼び掛けを開始した。
市資源対策課は「この活動をきっかけに、家に眠っている携帯電話や小型家電などを社会に循環させ、市民に対してもリサイクル意識の向上につながれば」と期待を寄せる。
対象サイズは投入口(30cm×15cm)に入るもの。回収ボックスの設置場所は市役所1階、北部公園体育館、門沢橋コミセンの3カ所。また、文化会館と市民活動センター・ビナレッジでは携帯電話とスマートフォンの専用回収ボックスが設置されている。
問合せは同課【電話】046・235・4923へ。
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