大塚ふるさとまつりの実行委員長を務める 渋谷 昇さん 東柏ケ谷在住 67歳
堅実な姿勢で成功に導く
〇…地域が主体となって開催する祭りの中で市内最大規模となる「大塚ふるさとまつり」。今年度から実行委員長に就任し指揮を執る。100人を超える委員会会議は東柏ケ谷コミセンの集会室を満員にするほどで、一大イベントに対する地元住民の熱い思いが詰まっている。「諸先輩方がいる中で、長の役割を受け持つのは非常にプレッシャーだけど、祭りの成功に向けて、しっかりとやっていきたい」と意気込む。
〇…生まれも育ちも東柏ケ谷。この祭りとは当然、幼い頃から馴染み深いもので、思い出としては「みこしを担げば、たくさんのお菓子がもらえるまつり」と懐かしみながら笑って答える。退職を機に、自治会活動へと取り組んだのがきっかけで祭りを運営する実行委員会と関わることに。「この伝統ある祭りに関して言えば、まだまだ新人みたいな存在。ひっぱっていくリーダーではなく、皆の思いを上手くまとめる事に徹している」と語る。
〇…高校卒業後、海老名市役所に入庁し定年まで勤め上げた。経済部に所属していた際には、ビナウォーク側の海老名駅東口の再開発やよさこい祭り、風鈴市などを手掛けてきた。退職後は自治会をはじめ地域の高齢者の憩いの場となるサロン「銀の椅子」の責任者や民生委員、柏ヶ谷小学校でメンコや将棋などの”むかし遊び”を教える指導員も務めるなど、今も精力的に活動中。「勤務していた場所では、地域と直接携わる機会は少なかった。仕事とは違う新たなコミュニティは新鮮で楽しい」と笑顔を見せる。
〇…2カ月に1度のペースで行うゴルフが健康への心掛け。現役の頃から”一つひとつ、しっかりとやっていく”をモットーに、現在も様々な役をこなしている。「どれも疎かにはできない」と話す姿には人一倍の責任感があり真面目な人柄が伺えた。堅実なショットを重ねながら一歩一歩前へ進めていく。
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