市内上今泉出身の安部風花さん(国士舘高校柔道部・18)=人物風土記=がこのほど、キルギスで行われた「アジアジュニア選手権」で優勝した。日本代表として初の国際大会に出場した安部さん。「対日本人とは違う柔道で、良い経験が出来た」と振り返った。
日本、韓国、台湾、香港、インド、イランなどの10カ国の各代表選手11人(48kg級)で競われた同大会。安部さんは3月に行われた全国高校選手権で優勝し、自身初の国際大会への挑戦権を得ていた。
大会では1回戦、2回戦ともに背負い投げ抑え込みでの1本勝ち。準決勝でも背負い投げでポイントを奪い勝利を収めた。
迎えた決勝戦でも実力を発揮する安部さんが圧倒するも、逃げ回る相手を捕まえきれずに時間内(4分)では決着がつかず。延長戦に入っても落ち着いた試合運びで相手の隙を奪い、抑え込みを決め、国際舞台で初の栄冠を勝ち取った。
柔道の名門・国士舘高校に通う安部さん。部活練習はもちろん、早朝ランニングや練習後のウェイトなどの自主練習も欠かさず、トレーニングを行っている。
大会を終えて安部さんは「初めての国際大会で優勝できて嬉しい。不安もあったけれど自分の柔道に自信を持って戦うことが出来た。外国人選手は体格・身長だけでなく、反射神経も日本人とは違っていた。寝技の強化がこれからの課題。次の試合に向けて練習していきたい」と話した。
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