「学校農業クラブ連盟 家畜審査競技会県大会」肉牛の部で最優秀に輝いた 野地 真由美さん 中新田在学 17歳
夢へ”モ〜”ダッシュ
○…後世に優れた個体を残すことを目的に行われる「家畜審査」。農業高校の生徒を対象にしたその県大会・肉牛部門で最優秀賞に選ばれた。現在は全国大会に向け、実際に農場で牛の肉付きや骨格などの見方を学んだり、暇を見つけてはインターネットで画像を検索し審査練習をするなど、審美眼を磨いている。「県代表として出場するからには全国でもトップを目指します」と意気込む。
○…同県大会には昨年「乳牛の部」で出場し、優秀賞を獲得している。今回も乳牛部門に出ることを希望していたが、肉牛部門で最優秀になると5年に1度開催される全国大会に進めると教諭に勧められ、ならばと「肉牛の部」を選んだ。同じ牛とはいえ乳牛と肉牛では見方や審査ポイントが全く異なるため、一から勉強に励む日々だった。
○…川崎市出身。幼い頃から動物好きで、両親に動物園や牧場に連れて行ってもらうのを楽しみにしていた。将来は動物関係の仕事に就きたいと思っていたところ、テレビ番組で中央農業高校の特集を見て、ここなら動物と関われると自宅からは遠いながらも入学を決めた。同校では畜産科を専攻し牛・豚・鶏の管理や生理生態などを学んでいるほか、酪農部にも所属。休日や長期休暇であっても、毎日欠かさず家畜の世話を行っている。「誰よりも一番牛舎に通っているんじゃないかな」とその熱中ぶりを明かす。朝から晩まで牛のことしか考えていないというほどの牛好きになったのは、1年生の時に乳牛の品評会で初めて牛を引いたことがきっかけ。手塩にかけて育てた分だけ返してくれるところが魅力なのだとか。
○…将来の夢は酪農家になること。「人も牛も快適で、幸せに暮らせる牧場をつくりたいんです」と目を輝かせる。その夢を叶えるために、まずは酪農の本場である北海道での大学進学を目指し勉学に励む。一歩一歩確かな足取りで夢への道を歩んでいく。
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