ホーム > 座間版 > トップニュース > 倒木危惧(ぐ)の43本を伐採
最新号:2012年2月 3日号
2010年8月27日号
住民と行政による協働の取り組みとして注目が集まる相模が丘の桜並木再生事業。7月から老朽化した桜の伐採が開始され、市公園緑政課によると今月25日までに43本が切られた。
相模が丘の桜並木は、主要地方道座間大和線(座間街道)から行幸道路方面へ南北約1・6キロに位置する。そこに並ぶ122本のソメイヨシノのうち今回、樹木医が倒木の危険ありとした43本を伐採した。
伐採は「9月の台風シーズンまで放置するのは危険」(公園緑政課)として早急に実施。現在、桜並木には切り株が並び、それぞれの中心はいずれも海綿状でいつ倒木してもおかしくない状態だった。地元有志で桜並木の再生事業に取り組む「『新生さくら道』の会」の坂本文彦会長は「切り株を指で触るとぼろぼろと木がはがれた。台風による倒木の危険を考えれば市の判断は正しかった」と話す。
老朽化による倒木事故、害虫被害など生活の不安要素となっている桜並木。同会ではこれまで地元住民へのアンケート調査などで意見を吸い上げながら、市公園緑政課、公益財団法人「日本花の会」の三者で研究会を重ねてきた。
今年5月には、再生への基本計画を公表。現在は、三者による住民説明会のほか、さくら道の会では地域の要望をまとめている。
公園緑政課によると8月中に入札7社の中から請負業者が決定し実施設計を行っていく見通し。年内に総事業費を見積もり、来年度からの着工を目指すという。