最新号:2012年2月 3日号
2010年9月 3日号
平成22年度神奈川県・座間市合同総合防災訓練が先月29日、相模川グラウンドなど3会場で行われた。県と市の共催。
これは埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市が「九都県市災害時相互応援に関する協定」に基づいて毎年実施しているもの。座間市を会場に行われたのは今回が初めて。
訓練は震度6強の地震が座間市で発生したという想定で実施。県と市、警察、消防、陸上自衛隊、市民団体などの関係機関からおよそ3千人が参加した。
主会場となった相模川グラウンドでは、主に救出、救助の訓練を実施。橋が流されたことを想定した陸上自衛隊による応急的な橋の設置、ヘリコプターでの物資や人員、負傷者などの運搬のほか、ライフラインの応急復旧、救助犬による生存者捜索など大がかりな訓練が行われた。
災害時にボランティア支援センターとなるサニープレイス座間では、市外や県外から集まったボランティア団体を受け入れ、センターを運営する訓練を実施。実際に参加した市民ボランティアが、指示を受けて市内コミセンへ物資を運搬するなどした。
青少年センターでは、遺体安置となった場合に身元確認や死亡確認をする多数遺体取扱訓練を行った。
当日、(社)県建設業協会のメンバーとして道路啓開訓練に参加した市内在住の上野直紀さんは「自衛隊が橋を架ける様子を見ていて心強く感じた。こういった訓練を多くの人たちに見てもらい、災害への意識を高めるきっかけになれば」と振り返った。