入谷の鈴鹿幼稚園で先月23日にもちつき大会が行われ、地元住民らがつきたてのもちに舌鼓を打った。
このもちつきは、鈴鹿長宿地区の「丹念(にねん)の会」(矢澤千旦(ちあき)会長)が毎年行っているもので、当日は関係者ら31人が参加。同会の吉川正昭さんが所有する田んぼで昨年収穫した3俵半のもち米を参加者らが威勢よくついた。できたもちは、あんこやおろし大根、ねぎとろなどとあえて振舞われた。
丹念の会は、住民同士が交流する機会を増やそうと平成2年に結成。矢澤会長が「皆が集まる井戸端会議のような場」と話すように、会員同士が家族ぐるみで活動を行っている。
先月25日には吉川さんの自宅でしめ飾り作りも行った同会。収穫したもち米から出たわらを使い1つずつ丁寧に編んでいった。この日は、市外に住んでいる会員も駆けつけ久しぶりの再会を喜び合う一幕もあった。
今年4月で結成21年を迎える同会は、これまで山登りや地引網体験などさまざまな活動をしてきた。「これからも無理なく楽しくやっていきたい。今後も井戸端会議は続きます」と矢澤会長は話している。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|