神奈川県内の朝市が集まる「かながわ朝市フェスタin相武台」が5月29日(日)、相武台南口商店街ビクトリーロードで開催される。東日本大震災の復興支援も兼ねたイベントで、会場では福島県の農産品も販売される。相武台南口商店会(戸津信義会長)と市商店会連合会(中島祐安会長)の主催。
三崎マグロで知られる三崎朝市をはじめ、平塚朝市、厚木朝市など県内8カ所の朝市からおよそ40店が参加。各地の名産品が出品されるほか、座間市内の特産品も並ぶ。フリーマーケットや地元アーティストによるライブイベントも開催。また福島原子力発電所の事故で風評被害を受けている福島県を支援しようと、同県の会津市といわき市から、会津地鶏や卵、魚の加工品などが販売される。時間は午前11時から午後3時。小田急線相武台前駅南口すぐ。雨天決行。
朝市を通じた商店街の活性化を目的に2009年発足した「かながわ朝市ネットワーク」(高久直輝会長)が全面的にバックアップ。同ネットワークは県内の朝市に協力団体として携わる組織で、県内に50ほどある朝市団体のうち相武台南口商店会を含む14団体が加入している。朝市フェスタは初の試み。
第1回目の開催場所となった同商店街では、地元の子どもたちと協同で市の花ヒマワリを用いたお菓子作りやバイオディーゼル燃料生成など地域ぐるみの街おこし運動を展開。2009年には県内の優れた商店街に贈られる「神奈川県チャレンジ商店街」(主催/神奈川県)の大賞を受賞しており、それらの実績から開催場所として選ばれた。戸津会長は「初開催を成功させ人の集まる元気な商店街にしていきたい」と話している。
これまで同ネットワークでは県内の朝市が一堂に集まる「かながわ朝市サミット」を横浜と平塚で実施。各地の名産品を楽しみながら地域との関わりが深まるなど「朝市の魅力を再認識した」と来場者や出店者から大きな反響を呼んだ。今回の朝市フェスタには複数の朝市が集まり交流を深める機会を増やす狙いもある。
問い合わせは同ネットワーク事務局【電話】090(5521)7427まで。
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