市内195の自治会が加盟する「座間市自治会総連合会」(市自連/渡辺了会長)の平成23年度定期総会が5月21日に、ハーモニーホール座間で開かれた。今年1月に組織を改編してから初めての総会で、渡辺会長は「23年度を改革のスタートと位置づけて取り組んでいく」と力強く語った。
同会は、約56%と低迷を続ける自治会加入率に歯止めをかけようと、2年ほど前から自治会のあり方を検討していた。そして、1月の臨時総会で、改正案が賛成多数で可決。それまでの市自治会連絡協議会から市自治会総連合会へ名称を変え、呼称が一つにまとまっていなかった各自治会の自治会連合組織を「地区自治会連合会(地区自連)」へと統一した。また、100世帯に1人の代議員を決め、これまで自治会長のみだった総会にも出席できるようにした。このほか、地区自連代表者による専務理事職も設けられた。
一連の改正について渡辺会長は総会で、「代議員制を導入したことで開かれた総会になる。様々な議論を重ねていきたい」と述べた。また、行政との連携にも触れ「会員の行政への要望や意見を受け止めて、検証する。そして、行政と一体となった活動を活発にできれば」と方針を話していた。
総会では、23年度の事業案や収支予算案などが審議され、可決された。
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