4月に開かれた「春季学童軟式野球大会」(主催/座間市野球協会)で、立野台小学校6年生の谷口凪さんが、試合のアナウンスを体験した。同協会による大会のアナウンスは保護者が担当しており、小学生が挑戦したのは初。
谷口さんは学校の放送委員会に所属している。また、昨年まで少年野球チーム「座間ビーバーズ」でプレーしていた兄・麦(ばく)君(座間中1年)の影響で野球に詳しいこともあり、ビーバーズの赤石隆之監督から試合アナウンスをすすめられた。
谷口さんが担当したのは、4月1日のビーバーズとさがみサンダースの試合、15日のイエロースネークスと東原ラビットの決勝戦。試合前に配布される選手の名簿に基づいて、選手紹介や交代のお知らせなどを放送した。決勝の両チームは知らない人も多く、同じ苗字の人を混同したり、読み仮名を間違えないよう心がけたという。
谷口さんは、「少し失敗してしまったけれど、試合の最後までアナウンスできて良かったです」と嬉しそうに振り返っていた。また、母親の里美さんは「落ち着いて、ゆっくりと喋る事ができていたと思う」と安堵した表情で話していた。
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