伝統文化に触れる 児童60人が生け花に挑戦
子どもたちに伝統文化に親しんでもらおうと、座間華道協会(山本修子会長)による生け花教室が、6月16日にサニープレイス座間で開かれ、およそ60人が参加した。
同教室は年10回の日程で開かれるもので、市内の小学生が対象となる。第1回目となる16日は、「たてるかたち」がテーマ。剣山や花器など生け花で使う道具の紹介から、はさみで切る時の注意事項などを同協会の会員が説明した。その後、ニューサイラン、ガーベラ、スプレーカーネーションを使った生け花に挑戦。子どもたちは、花を立てる時の長さや角度のルールを守りながらも、随所に個性を取り入れるなど、楽しんでいた様子だった。今年で2回目の受講となる女の子は、「難しかったけれど、去年より上手くなっていると思います」と話していた。
同協会は、文部科学省による「2012年度 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」に選ばれている。座間では同協会のほか、市三曲協会、着付けサークル、入谷歌舞伎会、市謡曲連盟が事業に採択されており、次世代への伝統文化継承を目指している。
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