民主党・橘秀徳氏 消費増税法案に反対 「処分は覚悟」
民主党神奈川13区選出の衆議院議員、橘秀徳氏(43歳)が、26日午後に衆議院本会議で行われた消費増税関連法案に党議拘束を破って反対票を投じた。この日の本会議直後に橘氏は、大和市内にある事務所を通じて文書を発表した。
『私の投票行動について』と題したA4用紙1枚の文書で橘氏は、今月15日に民主・自民・公明の各党が合意した三党合意文書について「マニフェストを実現できる中身ではなく社会保障との一体改革にもなっていない」と批判。「格差社会の解消を掲げ、税の抜本改革を行うとしてきたが、所得税と資産課税の規定も削除され、単に消費増税だけになった。歳入庁の設置も大きく後退した」とした。
さらに「前回の衆院選で4年間は無駄遣いの削減に集中し、足りない時に国民に負担をお願いするとしてきた」「全く無名の自分に議席を預けていただいたのは、政権交代によりマニフェストを実現し『旧態依然の日本の政治を変えたい』という有権者の大きな期待だった。約束を信じて政権交代を実現していただいた国民有権者に殉じたいとの思いで、処分覚悟で反対した」などと説明した。=6月26日起稿
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