座間警察署(陶山(すやま)和美署長)の玄関横に飾られ、6月の台風によって破損していた大凧がこのほど、座間市大凧保存会(鹿野正士会長)によって修復された。7月8日には、玄関横に再び設置された。
この大凧は、昨年の1月に同保存会が警察署に寄贈したもので、大きさは3・6m四方。「振り込め詐欺 撲滅」の文字が描かれ、通行人に注意を呼び掛けていた。先月の強い台風で、骨組みの竹が折れ、紐が切れていたため、一時的に撤去していた。
修復は、7月1日から8日にかけて同会のメンバーによって行われた。骨組みを一新したほか、破れた和紙を補修した。出来上がった凧は、5〜6mほどの高さまで吊り上げられ、直径1cmほどの紐やワイヤーを使い、玄関横の鉄パイプに固定された。
陶山署長は、大凧が再び飾られたことについて、「破損してすぐに修復していただき感謝しています」と話すとともに、「振り込め詐欺の被害軽減につながって欲しい」と期待を寄せていた。鹿野会長は「詐欺撲滅のために、大凧を活用してもらえて嬉しいです」と喜んでいた。
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