育児中の母親が編集する子育て情報誌「ざまっぷ」の2012年度版が、このほど刊行された。公園や公共施設に関する情報のほか、いま注目されている「イクメン」の特集も盛り込んだ内容。市役所などで配布されている。
「ざまっぷ」は子育てを応援しようと市が2000年に創刊した。2年に1回改訂されており、公募に応じた母親たちが編集している。今回は小澤ゆりさんを編集委員長として9人が参加。9カ月で作り上げた。
内容は大別すると、公園と子育て支援情報の2本立て。公園情報では約50の公園をマップ付きで掲載。季節ごとの見どころやイベント、遊具やトイレの有無も合わせて紹介している。また特に力を入れたのは、お役立ち情報、医療や防災などを網羅した子育てページ。編集委員が「読者のために」の思いのもと、料理や美容など得意分野を活かして編集した。育児に励む男性「イクメン」の特集は、遠藤三紀夫市長へのインタビューや育児休暇を取得した父親のエピソードを盛り込んでいる。小澤委員長は「冊子を読んで公園に足を運んだり、内容を調べるなど、行動を起こしてもらえると嬉しい」と話していた。
ざまっぷはA4判で、144ページ。発行部数は3千部。予算は取材費や保育費などの編集の委託金として20万円、印刷・製本費として62万3700円。公共施設で無料配布されているほか、市ホームページでも閲覧できる。問い合せは市生涯学習課【電話】046・252・8472。
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