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座間版 公開:2013年1月25日 エリアトップへ

あすなろ大学であすなろ会事務局長を務める 佐々木 邦彦さん 立野台在住 67歳

公開:2013年1月25日

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気配りで支える「学ぶ喜び」

 ○…東地区文化センターを拠点に、60歳以上の学生が生涯学習に励む「あすなろ大学」。1988年にスタートし現在は173人が通う。大学内で生徒会の役割を担う「あすなろ会」の事務局長を務め約2年。「センターに任せきりでなく、運営やプログラムに積極的に参加して一歩踏み出した活動にしたい」。学生の意見をまとめる難しさを感じながらも「先輩たちが作ってきたものを語り継いでいく」と、熱心に活動する。

 ○…退職後、カルチャーセンターで歴史を学んだり、旅行したりと第二の人生の楽しみ方をじっくり考えた。「終の棲家となる座間を知りたい、社会へ還元したい」と、入学を決めた。「楽しむ場」を最大の魅力として、調べ学習、仲間作り、文化活動に励む。自身は入学当初から太平洋戦争の背景を調べはじめ4年が経つ。日本の文化論や考え方など時代をさかのぼり研究している。「答えが見えない」と追及する学習の楽しみを存分に味わっている。日々の充実した活動で「年を取るスピードが遅くなった」とうれしそうだ。

 ○…北海道の釧路出身。高校時代はアイスホッケーに打ち込んだ。仕事では、商品開発や営業推進などに携わった。社内全体に気を配り自己成長の大きな場となったという。高度経済成長期の中で「後ろを振り返ることなく、前ばかり見ていた」と懐かしむ。その反動で、今は同窓会や同期会などに積極的に参加。「自分ひとりで生きてないからね。仲間を大切にしたい」と微笑む。お互い鑑賞し合わないという妻との旅行も楽しみ。大河ドラマをみて伊豆へ行ったり、大好きな歴史散策をすることも。

 ○…大学では昨年、子育てママサークルとの交流を初めて行った。日常の悩みや様々な意見交換が活発にかわされ「若い世代へ伝えていくこと」を強く感じたという。あすなろ大学での活動を「自己満足だけでなく、多くの人へ知ってもらう」ことが一番の目標だ。
 

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