神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2013年2月22日 エリアトップへ

座間市生涯学習フェスティバル実行委員会の委員長を務める 横田 登美子さん 立野台在住 66歳

公開:2013年2月22日

  • LINE
  • hatena

多忙な日々も「自分の支え」

 ○…10年以上にわたり、生涯学習の普及、推進に携わってきた。開催中の「生涯学習フェスティバル」実行委員の委員長として舵取りを担う。昨年までの活動紹介中心の内容から一転、今年は生涯学習のもつ可能性や意味を話し合うワークショップ形式に。「ただの趣味の場でなく、人と関わり支えあえる場にしたかった。東日本大震災の発生直後、趣味や人脈を生かしながら被災地を支援する人をみて、はっとさせられた」

 ○…会津若松市の出身。子どもの頃は、父親の仕事の都合で全国各地を転々とした。美大進学とともに上京し、彫刻と彫金を学んだ。全国大会で入賞するほどの腕前だったが、東京で生家の「お隣さん」だった夫と再会し、24歳で結婚。家庭を支える主婦としての道を選び、3人の子どもを持った。「母親同士の付き合いでは、よく『どちらのご出身ですか?』と尋ねられた。その度に、根無し草だった自分は寂しい思いをした」。座間に移り住んだのは、今から17年前。人生で、初めて得た「地元」だった。「せっかく自分が住む地域。よりよい環境にしたかった」

 ○…新しい物事を積極的に学び、取り入れていく。活動資料をまとめ、講座のチラシを作成するうちに、自然と覚えたというパソコンを使いこなし、スケジュールも携帯電話で管理する。「目標があると、技術は後からついてくる。教えてくれる仲間もいる」。趣味の連句にも、インターネットをフル活用。忙しい日々の合間に、Eメールで仲間と句を交換して楽しんでいる。

 ○…ほぼ毎日行っている生涯学習活動と家事や母の介護との両立で、自分の時間はあまりない。かねてから65歳での活動引退を宣言していたが「気づいたら、過ぎちゃってたのよ」と笑顔をみせる。「地域での活動があるからこそ、家を支えられるし、両方の人にやさしくできる。大変だとは思っていない」。他人の役に立っているという実感が、生きる力に繋がっている。
 

座間版の人物風土記最新6

笹岡 泉さん

フェイスブックページ「We Love Zama」のタウンリポーターを長年務める

笹岡 泉さん

緑ケ丘在住 70歳

1月31日

松田 恵三さん

28日(火)まで行われている第3回「座間市民写真展」の実行委員長を務める

松田 恵三さん

栗原中央在住 80歳

1月24日

永野 貴義さん

高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる

永野 貴義さん

46歳

1月17日

増田 修孝(のぶたか)さん

1月1日付で(一社)座間青年会議所の理事長に就任した

増田 修孝(のぶたか)さん

栗原中央在住 38歳

1月10日

出口 有加さん

市内で出版社「犀(サイ)の工房」を営む

出口 有加さん

四ツ谷在住 38歳

1月1日

徳永 誠さん

座間市立市民交流プラザ「プラっとざま」の所長を務める

徳永 誠さん

座間市在勤 57歳

12月13日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク