座間市が2011年度から4カ年の計画で整備を進めている「相模が丘仲よし小道」の第2期工事が、3月末までに完了する。
仲よし小道は、県道50号線(座間街道)から県道51号線(行幸道路)を通る南北約1・6Kmの緑道。もともとは畑の灌漑用水路で、50年ほど前に地域住民によって桜が植えられた。ここ数年、古くなった桜に倒木の可能性があることから、市と市民有志による「『新生さくら道』の会」などが協力して再生を進めている。第1期工事は昨年度、南端から360mの間で実施されていた。
第2期工事は、第1期区間の北端から430m。昨年9月下旬から工事が始められ、まもなく終了する見込み。区間内には約60本の桜が植えられている。品種は「八重紅しだれ」や「紅豊」など4月にかけて咲くもので、合わせて37種類。桜のほか、ドウダンツツジやアジサイなどの植物も植えられている。
新年度から第3工区へ
市では2013年度に第3工区(340m)の工事を予定している。再生整備事業費は1億881万円で、新年度の当初予算案に盛り込まれている。予算案は、きょう22日に座間市議会で審議される。
2014年度に全ての整備が完了すると、緑道全体で64品種、約220本の桜が植えられる予定。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|