座間市議会(沖本浩二議長)はこのほど、議会中に地震が発生した時の対応をまとめた口述書を作成した。2月下旬から3月22日まで開かれた第1回定例会から取り入れた。
市議会によると、対応策をまとめた契機は、昨年12月7日の本会議中に発生し、東北で震度5弱を記録した地震。市内は震度3で、暫時休憩の措置が取られたものの、充分な安全行動を取ることが出来なかったという。また、「生き残らなければ何も始まらない」というテーマのもと、新しいスタイルの防災訓練「座間市いっせい防災行動訓練」が1月に市内で行われたことも要因となった。
口述書には地震が発生した場合、議場内の議員や市職員、傍聴席にいる市民に向けて、議長が安全行動を指示することが盛り込まれている。揺れが収まった後、避難行動に移る。
2月25日の本会議中に地震が発生した時は、沖本議長がこれらの内容を述べて対応した。
今後の検討課題
同議会では今後の検討課題として、議場内に3つあるドアと、傍聴席にあるドアの開閉などを挙げている。また、地震でエレベーターが使用不能になった際に、市庁舎7階にあたる傍聴席にいる人の避難経路確保も検討している。
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