夏に向けて増加が予想される水難事故に備えようと、座間市の消防本部を含む3市1町の合同訓練が、5月22日に座架依(ざかえ)橋近くの相模川で開かれた。隊員に想定内容を事前に知らせない「ブラインド形式」によって、潜水や指揮の連携を深めた。
同本部によると、水難事故の救助は広範囲で長時間にわたることが多く、流域自治体の連携が重要となる。この日は、「神奈川県下消防相互応援協定」に基づき、座間市、海老名市、厚木市、愛川町の消防本部が参加。橋を境に、上流と下流に分かれて、訓練にあたった。
訓練は、川で遊んでいた少年3人のうち2人が行方不明になり、半日以上が経過したという想定で実施された。少年たちが水没した場所や事故現場の状況は直前に伝達。また、開始後も目撃情報が次々と更新された。ドライスーツや酸素ボンベを装備した隊員たちは、これらの情報をもとに潜水検索を行い、要救助者2人を発見した。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|