高齢者の芸術作品集う 福祉施設の展示会に380人
市内で5つの介護施設を営む(有)ふれんどりぃ(筒井すみ子代表)が、利用者の作品を集めた展示会を、6月19日から3日間、ハーモニーホール座間ギャラリーで開催した。
会場には利用者の作品に加え、その家族や職員の作品も集まった。
中でも、色づけされた卵の殻を1枚1枚貼りあわせたというひまわりのモザイク画の前では、来場者が足を止め、じっと見入る姿が見られた。この作品は、介護度の高い人や認知症高齢者が多く通う小規模多機能型施設「ふれんどりぃの郷」の利用者らが約2カ月間かけて作成したという。
筒井代表は「これまでにも施設内に作品を飾ったことはありましたが、ギャラリースペースでの展示は初めて。個々の作品の良さがより際立ちました。利用者さんも喜んでくれて、開催した甲斐がありました」と話した。展示には、3日間でのべ377人が訪れたという。
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