神奈川県の児童福祉施設駅伝大会を6連覇中の児童養護施設「成光学園」(矢部雅文園長/緑ケ丘)が9月から、大会7連覇を目指して本格的な練習を始めた。子どもたちは、本番の11月16日(土)まで毎日練習に取り組む。
県内の児童福祉施設に通う子どもが健脚を競う大会。小学生から高校生まで8人でたすきをつなぐ。1区間2・4Kmで、総距離は19・2Km。同学園は2007年から優勝し続けており、昨年は史上初の6連覇を達成した。
記録更新がかかる今年。9月から本格的なトレーニングを開始した。参加するのは、小学校4年生から高校3年生まで約20人。このうち、大会に出場できるのは8人のみ。11月までに7〜8回の記録会を行い、合計タイムで選抜選手が決まる。「1回遅くても挽回できるので、みんなモチベーションを持続しながら練習に取り組んでくれます」と職員で監督の漆原豊和さん。大会までの2カ月間で、タイムを1分も縮める子もいるという。また、本番を想定して、ランニングコースに坂道を取り入れたり、風が強い場所を選ぶなど工夫にも余念がない。
大会に向けて漆原さんは「子どもたちには心身共に成長して、大会に臨んで欲しい」と話していた。
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