市民「お手製」コースが完成 市内初、ニュースポーツ専用に
市ニュースポーツ普及推進協議会(市川勇作会長)が「水と緑の風広場」内に、手作りのターゲットバードゴルフとパークゴルフの共用コースを完成させた。ニュースポーツの専用コースは市内初。会員はニュースポーツ拡大の新拠点として期待を寄せる。
コースが整備されたのは、座間市と厚木市を繋ぐ「座架依橋」の高架下。市が管理するおよそ500平方メートルの敷地に9ホールが設けられた。10月1日(火)にプレオープンし、その後バンカーなどの整備を経て来年4月に正式オープンする見通し。
整備を手掛けた同協議会は、座間パークゴルフ同好会(伊関直光会長)と市ターゲットバードゴルフ協会(市川勇作会長)、花の植栽活動を行う「花を咲かそうボランティアの会」(以下花ボラ会/野島誠一郎会長)の3団体からなっている。
プレイ環境改善が協議会の課題に
「誰でも気軽に楽しめるゴルフ」として人気を集め、競技人口を増やしているターゲットバードゴルフとパークゴルフ。市内には専用コースがなく、試合では市外の施設を利用していた。
プレイ環境充実をめざし、整備に着手したのは今年の4月。「始めは草がボーボー生えていて。敷地に生えていたツツジの剪定も大変だった」と、コースを設計した伊関さんは話す。
毎週集まっては草刈やグリーンの設置、スタート台製作と会員自ら少しずつコースを作っていった。コースの周辺には花ボラ会が植栽し、花を添えて完成した。
10月21日(月)と22日(火)には、それぞれパークゴルフ同好会とターゲットバードゴルフ協会が新コースで講習会を開く。ともに午前10時から正午。参加無料。
申込みはパークゴルフ同好会伊関会長(【携帯電話】070・6960・0614)またはターゲットバードゴルフ協会市川会長(【携帯電話】090・2914・5642)まで。
市川会長は「環境も整ったので、より多くの方にニュースポーツの楽しみを知って貰いたい。皆が楽しく健康的にプレーできる場として活用していきたい」と話している。
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