止まらない振り込め詐欺の被害を防ごうと10月17日、座間警察署(陶山和美署長)と相模原南警察署(綿引直也署長)が、小田急線の小田急相模原駅前で啓発運動を展開した。両署がタッグを組むキャンペーンは初。
金融機関が多く点在している小田急相模原駅周辺。座間署と相模原南署の管轄エリアの境に位置している。
この日は警察官に加え、両地区の防犯指導員など約25人が参加。駅利用客や、銀行に向かう高齢者に重点的に注意を呼びかけた。
座間警察署によると、同署管内では12件の振り込め詐欺が発生している(2013年)。被害総額は5千万円を超えており、ここ6年では最高額になる。手口としては、金融機関からお金を振り込ませるタイプではなく、警察や銀行員をかたる犯人が直接取りに来る「現金手渡し型」が主流になっている。また、詐欺の前兆電話も多いという。
同署では対策として、息子などを名乗る者から電話番号を変えたという連絡があった場合、必ず前の番号に確認することを挙げる。さらに、お金の話を持ちかけられたら1人で判断せずに家族や警察に相談、通報することを呼びかけている。
問い合わせは座間警察署生活安全課【電話】046・256・0110。
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