地域で実行委員会を作り、上映の輪を広げていく「スローシネマ方式」の映画「じんじん」。2013年から全国で開かれている同作が、3月16日(日)にハーモニーホール座間の大ホールで上映される。主催は、「映画『じんじん』座間市上映実行委員会」と、公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団。
じんじんは劇場公開に頼らず、県や市町村単位で実行委員会を立ち上げ、その地域の施設で上映するスローシネマ。神奈川県では昨年、横浜市や秦野市など4カ所で上映されていた。
座間では昨夏に配給会社から呼びかけがあった。今年1月、遠藤三紀夫市長が会長を、座間市立図書館協議会の升水由希会長が委員長を務める実行委員会が発足した。市と市教育委員会が後援するほか、約20の協力団体がポスター掲示やチケット販売などでPRに一役買っている。
親子の絆えがく
じんじんは、「マルサの女」などで活躍した大地康雄さんが企画・主演を務める。絵本の里として知られる北海道・剣淵町を舞台に、親子の絆や人の支え合いを描く。佐藤B作さんや中井貴惠さんも出演する。
上映は、16日の午前10時30分と午後3時の2回。それぞれ30分前に開場する。自由席で、未就学児の入場は不可とのこと。前売り券は、一般・シニア1千円(当日1500円)、小・中・高生が800円(当日も同料金)。売り上げの一部は図書購入に充て、市立図書館に寄贈される。チケットは同ホールで発売中。問い合わせは同ホール【電話】046・255・1100(月曜休館)。
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