市内で続く振り込め詐欺被害を防ごうと座間警察署(倉持英彰署長)が、年金支給日の今月15日に金融機関やコンビニエンスストアで警戒活動を展開した。
同署では年金支給日の偶数月15日に、警戒を強化している。通常は金融機関を中心に行っているが、ここ最近はコンビニATMから振り込ませる手口が発生しているため、コンビニも巡回することとなった。
相模が丘のサンクス座間郵便局前店を訪れた署員は、「携帯電話やチラシを見ながらATMを操作する人がいたら、注意を払ってください」と店員にアドバイス。同店の酒井宣穂店長は「店のATMは送金できるタイプではありませんが、犯人に言われてお金を引き出す人もいると思う。注意したい」と話していた。
同署の生活安全課によると、管内では今年に入り、特殊詐欺も含めて11件の振り込め詐欺が発生している。被害総額は約2873万円にのぼる。今は、医療費や健康保険の過払い金があると、市職員を騙る還付金詐欺が多いという。
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