神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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座間版 公開:2014年8月29日 エリアトップへ

25周年を迎える立野台コミュニティセンターの管理運営委員長 野村 光和さん 立野台在住 66歳

公開:2014年8月29日

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元気の生まれる場所に

 ○…老若男女、様々な地域住民が訪れる「コミュニティセンター」。いつも子どもたちの遊ぶ声が響き、大人たちはサークル活動に夢中だ。市内8ある施設のうち最も歴史の長い「立野台コミセン」の管理運営委員長に就任した2年前、「どうすれば、皆がもっと足を運んでくれるだろうか」と頭を悩ませた。子どもたちと地域の年配者が、けん玉やお手玉を楽しむ「むかし遊び」や、ざまりんにも会える「キッズ映画会」など新企画を立ち上げ、その甲斐あってか利用者数は急増中。昨年は開館以来初となる年間5万人を突破した。

 ○…立野台のみこし保存会に参加したのが、地域活動のスタート。25年間にわたって地域での人脈を広げるうち、「是非」と声がかかって委員長になった。センターの事務室には、大きな文字で「明るく、楽しく、元気よく」とスローガンを掲げた。実践の第一歩は、まずは自分が元気でいることだ。元気は職員にも伝染し、職員から利用者にもそれが広がる――。「少しずつ、立野台全体に広がって、地域がもっと元気になればいいなと思うんです」

 ○…浅黒い肌は、趣味のテニスとゴルフによる勲章だ。テニスは学生時代からの趣味で、現役時代はIT企業の実業団チームに所属していた。根っからのアウトドア派で、妻にも楽しさを伝えるべくコーチを務めた。「それが、いつの間にやら妻の方が上手くなってしまって」。妻は全国大会の最高峰「ソニー生命カップ」に出場するまでになった。「最近は、もう敵わないよ」と嬉しそうに顔をほころばせる。

 ○…年1回の「コミセンまつり」では、年々来場者が増え、ついに2000人を超えるまでになった。当日は外も室内も人でいっぱい。そんな光景を目にすると、ああ、よかったな、と思う。「公共施設と言えども、受け身ではいけない。積極的に人を呼んで、地域の輪を広げるための、お役に立ち続けたい」

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