座間市議会(伊田雅彦議長)が10月25日(土)、サニープレイス座間で「議会報告会」を開催する。テーマは、元兵庫県議・野々村竜太郎氏の不適切支出問題に端を発し、市民からの関心が高い「政務活動費」。
政務活動費とは、市議会議員の調査・研究に必要な経費の一部として支給されるもの。座間市議会の交付額は、1人あたり月額1万6500円。
報告会には全議員が出席し、政務活動費の目的や交付額をはじめ、県内の自治体の交付状況、各会派の2013年度の実績などを説明する。その後、質疑応答の時間を設ける。時間は午後2時から3時30分までの予定。参加希望者は当日会場へ。入退場自由。
目的と使途明らかに
報告会は、議会に対する認識をより深めてもらおうと、2012年から年1回のペースで行われている。今回は、議員7人で構成される「議会報告会開催委員会」(沖永明久委員長)で準備を進めてきた。いま注目を集める「政務活動費」をテーマにしたことについて沖永委員長は「その目的と使途を、市民に明らかにしたい」と述べる。
7月に行われた野々村氏の「号泣会見」以降、市議会議員のもとには、政務活動費に関する問い合わせが相次いだ。兵庫県議会と同じ額(月額50万円※10月より45万円)を交付されていると誤解した人もいるという。政務活動費の概要は、市ホームページ内で閲覧できるものの、認知度が低いのが現状だ。「政治や議会に関心を持って欲しい。若い人たちにも来場して貰えれば」と期待するのは同委員会の伊藤正議員。沖永委員長は「1人でも多くの市民に足を運んで欲しい」と呼び掛けている。 問い合わせは議会事務局【電話】046・252・8872へ。
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