市内でデイサービスや小規模多機能型居宅介護施設を営む(有)ふれんどりぃ(筒井すみ子代表)が17日、ハーモニーホール座間小ホールでクリスマス会を開催した。ステージにはボランティアや施設職員に加え、施設の利用者らも登場。合唱や劇、ハンドベルの演奏などを行った。
小規模多機能型居宅介護「ふれんどりぃの郷」の利用者は、合唱に挑戦した。サンタやトナカイ、クリスマスツリーに扮した職員が伴奏や手拍子をする中、入居者が「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」、「上を向いて歩こう」の3曲を熱唱。観客も手拍子や歌でエールを送り、曲が終わると大きな拍手が起こった。
合奏では、デイサービスの利用者が、日ごろの音楽療法の成果を披露。昔演奏していた楽器をそれぞれ担当し、現在の身体能力などに合わせて職員がアレンジした楽譜に沿って、マンドリンやハーモニカなどを演奏した。
筒井代表は「日ごろは与えられる側であることが多い利用者さんが、ステージで主役になっていきいきとした表情を見せてくれた。やった甲斐がありました」と話していた。
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